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第三ビルの喫煙所の壁はこの世の終わりかってぐらいに黄ばんでいる。更新されないスロット、正午の時点で本日の大当たりが35回を超えていて、明日を更新するには人の手立てが必要らしい。明日にならないまま煙を浴び続けてその日に取り残されてる、らしい。それを回していたお兄さんは当てるつもりすらない。お昼に明日が来ないそれを回すことが楽しみなのかもしれない。昨日と今日、第三ビルの自習室として貸し出されている一室で資格の登録講習を受けていた。見た目より歳を取ったおじさん講師はふとっていないのに腕が太いなと思っていた。その時はそんなことを思っていたけど、思い返せば2月に半袖で講義をしていた。目が合うたびに人の良さそうな笑顔を向けられながら12時間の講義を終えて試験が始まる。資格テストに合格しているにもかかわらず、登録にまた試験を受ける。実践よりも講演を行いがちな日本人は未だに英語が定着しない。クラブハウスは英語がわからないから流行らないと思ってる。