人たらし

7th water Lily /くぼきょうへい

7/28

 

どこかのバンドのボーカルが、綺麗事並べるんじゃなくてもっとリアルなラブソングを書けよ、みたいなことを呟いてたのを最近はずっと思い出してる。実際その気持ちはすごいわかる。裏がなく鳴りっぱなしで愛を綴るラブソングはどこか嘘くさいというか、歌い手自身が本当にその気持ちになってる?みたいな現象ってたしかに起こる。歌ってる人が染まらないラブソングはたしかに死んでしまってるもう同然だよなあ、でもなんか例えば小説とか読んでラブソング書いたりとかができるように、実際起きたことを書かなくても成立したりするんですよね、とにかく素直な言葉の使い方はめっちゃむずい。「愛してる」なんて歌詞は現実世界と同様でめちゃくちゃ脆い言葉だと思っていて、この言葉単体を聴いてくれる人に響かせるにはただ単に愛してるって歌詞を歌えば済む話ではない気がする。自分もそれができるってわけじゃないからなんとも言えないけど、「marriage」の中で本当に伝えたいことはcメロにあるような感覚!a.b.cメロがあるからあのサビの歌詞が許されるかもしれないと思って歌ってます。ありきたりだと言われれば仕方ないし、そうじゃないと思ってもらえたら嬉しいです。だから綺麗事並べるんじゃなくてもっとリアルなラブソングを書けって言うのは、聴者が作曲者の真の部分に気づけていないかあるいは何も考えずに作曲されているかとかなのかな、、んんん、

 

 

 

 

結局わいが言いたいのは、人のラブソングを馬鹿にする人は人に響くラブソング書けないでしょ?てことでしたん!