2/12

お世話様です。2/10のライブ来てくれた人ありがとうございました。こんなことってあるんやってことが起きた！この先経験することないんじゃないかってようなこと！びっくりした！あれはあれでなんか力抜けて楽しかったです。ありがとうございました。

足りないお金を働いて増やす様に、才ない頭を動かして肥やす日々です。そろそろ今ある曲を歌うのにも飽きてきています。「歌い過ぎた歌から捨てよう」の歌詞の理由がすごい分かる。その瞬間に、今に、こだわるべきライブ。とは違って俺らは少しだけ同じ曲で戦って、それは歌い切ると枯れるもんだとわかってる。でもそれは「その曲自体が枯れた」わけではなくて、誰かの心に種子として落ちて育っていくと思います。何世代にも根強く胞子を飛ばす花は世の中に散らばっていて、自分はそんな種を育てるのに必死こいています。俺たちは歌を伝えてくれるお客さんに黙って、違う種を隠れて拾って、匂ってみたり、踏んづけてみたりして、大木になりそうなのを吟味たりします。たまにその途中で誰かが飛ばした胞子に鼻くすぐられて、種を落としたりしてます。でもちょっと振り返れば俺たちが飛ばした胞子が誰かの心で花咲かせたりして、俺らはもう一度その花に呼び戻されたりしてる。蜜を出せるのは俺たちじゃない誰かの胸の中だけらしい。