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苦手なことってなんだろうなと思い返すと、自分は多分継続することなんじゃないかと思う。

なんでもかんでも、ハマるとめちゃくちゃやり込んで人よりできるようになるともう満足して辞めることが昔から本当に多い。部活でも一番になれたらもうそれ以降は努力せず、人と同じことをして積極的になることを辞めたし、ドラムだって、始めたての頃は同期の中で一番になるために一人で練習いっぱいして、一番になったら練習を辞めた。そうすると、次第に自分と同じ？もしくは自分より上手い人が出てくるんだけど、そんなことはどうでもよかった。それは一度一番になると周りの目が変わって、例え上手くなくても上手いと思ってもらえるから。、色目を使ってもらえればそれで満足できた。要は本当のことはどうでも良くて、人にどう思われたいか、それだけが自分の努力の根源だったりした。そうやって生きてきたけど、残念ながらバンドはそうでもない。騙しきれない。どれだけ有名なバンドだとしても自分は認めていない。ことなんてザラにあるし、認めていたとしても、認めたものがいつも絶対にこれ以上ないものにはなってなかったりした。自身のバンドは活動して一年になる。だらだらしてるわけではないからそこそこ頑張ってきたつもりでその分チャンスを貰うこともあった。けど、新しい場所に行くと、全てがリセットされる。ただ同じ人に見てもらうなんてことを目的としているバンドなんていないから、あの日一番になれても、次は全てなにもなし。前に1番になったことを誰も知らない。色目を使ってもらえない世界。今までの自分のやり方は通用するわけもない、だからライブはいつも怖いし、必死に自分を言い聞かせて、おれはできる大丈夫！の気持ちを手放せない。本番前ふつうに嘔吐する時あるし追い込まれすぎて対バン見れない日もある。なのに逃げたくないしバンドやってる。苦手は継続です