人たらし

7th water Lily /くぼきょうへい

5/25

今日は友達と晩飯食べて、ドラマmotherの一話を見た。世の中には使い方を間違わなければ僕らを守ってくれる法律があって、motherは法律を敵に回して命を救おうとする話。どんな人間だろうと法律を犯すことは許されなくて、それでも引けない守りたいものがあったりする。犯罪者になってでも守りたい何かがある。僕はその考えが子どもだとか大人だとか、そんなこと全部置いておいて、守りたい何かの為になら犯罪者になってもいいと思ってしまう。そう思うことがかっこいいとかいう風には全く思ってはいなくて。譲れないものの為になら未来をも失おうと思う。motherはドラマであって、フィクションである。だとしてももし、こんなことが起こったとしたら、僕は間違いなく同じ道を走ることにするだろう。どこまでも大事なものの為に自己中になりたいと思う。俺の腕を引き千切って大切な人が幸せならそれでもいいと思う。僕の心臓で大事な人が生き永らえるなら渡してもいいと思う。僕が捕まることで大切で大事な人がこの先自分の思うように過ごしていけるのなら喜んで逮捕されようと思う。こんな現実的じゃないことに、本気でそう思っていて、くだらないなと卑下する意見もきっとあることはわかっている。ただ最後の最後まで、君の為と言える自分でいたい。